非接触温度計測のパイロメータ営業部

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豆知識

第4回 窓材と透過率補正

放射温度計を使用して温度測定を行う場合に、測定対象(ここでは、ワークと呼びます。)との間に、窓が必要になる場合があります。

窓材は、使用する放射温度計の測定波長で十分透過するものを選びます。 以下の表は、弊社で取り扱っている温度計の型式と窓の組み合わせを示したものです。

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窓材として使用できるものは、これ以外にもあります。 窓材の入手方法やその他、分からないことがありましたら、弊社までお問い合わせ下さい。

この窓材が光路の途中にある場合、材料の放射率に、この透過率を掛けることで、材料の実効放射率Ewが決まります。(下図参照)
この値を放射温度計に設定すれば、窓補正された温度表示となります。

Ew= E x Tw

E: 材料の放射率
Tw:窓材の透過率
Ew:窓により補正された実効放射率

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窓材の透過率測定について

窓材は、測定する波長での透過率が予め分かっている場合はその値を入れて補正しますが、安定な熱源があれば、簡単に測定できます。

以下に、具体例で説明します。

任意の熱源に放射温度計IS140(測定波長:0.7~1.1μm)を向けて、放射率100%設定で600℃を示していたとします。
(透過率測定の場合は、放射率は100%設定のままで行います。)
窓材(例えば、石英)を光路に入れて597℃となった時に、600℃になるように放射率補正を行います。 この時、放射率が94%となれば、窓材の透過率は94%です。

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